月別アーカイブ: 2016年1月

給食は「食べる教材」

女性代表委員会:食育グループ

11月25日(水)香川学校給食共同調理場 

11月26日(木)朝日新町学校給食センター

      牟礼学校給食共同調理場 

 

 市P連の食育研修活動のひとつとして毎年給食センターの見学・試食会を行っています。今年度は3ヶ所の調理場に分かれて実施。見学だけではなく栄養士さんによる子どもの食生活についてのお話もしていただき、とても有意義な時間となりました。

 どの調理場も子どもたちに美味しい給食を食べてもらおうと、朝早くから栄養士さんや調理員さんたちが働いています。機械を使用しての裁断はとても早く、大きさも揃いますが「料理は愛情を込めて♪」と、出来る限り手作業で調理してくださっている皆さんの想いに感動しました。他にも、食材別による搬入口の分別や異物混入が無いよう念入りな検収、アレルギー対応食作りなど、安全で安心な給食を作ろうと気を配ってくれています。中でも朝日新町学校給食センターは完全ドライシステムの施設で、衛生区画ごとの明確な区分や温湿度管理による徹底した衛生管理となっています。将来、高松市内の給食場すべてがドライシステム化されるといいなと強く思いました。

 一昔前までは各学校に給食場があり、4時間目あたりになるといい匂いがして「今日の給食なにかなぁ?」なんて考えていたことを思い出します。今では「『ありがとう』『おいしかったよ』という子どもたちの声が聞けなくなったことがとても寂しい」と調理員さん。給食の時間は配膳から後片付けまで特別活動という学習時間です。給食が「食べる教材」となるよう献立にも工夫されています。

  給食をとおしてたくさんのことを学び、心も身体も成長してほしいと願っています。