平成25年11月17日(日)
第42回四国ブロックPTA研究大会 高知大会に参加してきました。
「子どもたちのしあわせのために、そして私たちの未来のために」のスローガンのもと、四国各地から約800名が参加しました。
基調講演として文部科学省教科書調査官の長田 徹さんより
「学校・家庭・地域の絆がはぐくむ子どもの姿」
をテーマにお話がありました。宮城県出身である長田さんは東北大震災での避難所の運営を行い、震災経験を通して見えたこと、また震災直後の学校や子どもたちの様子、地域としてやるべきことなどをお話しされました。学校支援システム(学校を核とし、家庭、地域と連携して学校教育を支援する体制)が整っている地域は、震災後も大きな混乱はなかったそうです。地域住民総がかりでの子育てを目指し、教室内、家庭内での学びを実社会と直結させる工夫(斜めの関係)作りが大切だとお話されました。
「学校に近い地域住民こそPTA
地域に住み続ける学校関係者こそPTA」
学校にも地域にも最も近いPTAから地域に発信し、『顔の見える関係』 『名前を呼び合える関係』 『支え合える関係』を構築していきましょう。
普段からの何げない絆こそ、危機的状況を乗り切る強い力となるはず・・・と長田さん。
みなさんの地域は『絆』できてますか?